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[ Interview ]

You and Me

パートナーと楽しむシェアジュエリー

Guest_Chiaki Hatakeyama, Haruka Hatakeyama
Photography_Yuka Uesawa
Interview&text_Keisuke Honda
Direction_Yuri Tanaka
Produce_Yohsuke Watanabe(IN FOCUS inc.)

日頃から洋服や香水、アクセサリー類をシェアしている畠山千明さん・遥さんご夫妻。趣味が合うパートナーとのシェアは、相手に寄り添う気持ちが高まる素敵な時間。ひとつのモノで刺激しあえる楽しさ。新たな魅力の発見。自分らしさを大切にしながら、もっと自由にeteのジュエリーを楽しむための価値観に触れてみて。

違うふたりだからこそ、心の内から共有したい

外見や身に着けているモノがそう認識させるのか、それとも結婚して9年が経った今だから醸されるムードなのか。とにかく、千明さんと遥さんが同じ空間にいると、波長が合ったお似合いの夫婦であることがよくわかる。けれど話を聞いてみると、意外にも根本は似た者同士のふたりというわけでもなさそう。

畠山千明(以下:千明)「服の趣味以外に合うところはほとんどなく、好きな食べ物も真逆なくらいです(笑)。性格は夫が繊細で凝り性な努力家で、私は雰囲気重視の気分屋。だから私の目には、自分にない考え方を持っている魅力的な人に映っています。その魅力を尊重したいから、何がよくて何が嫌なのかなどコミュニケーションをしっかり取ることを大切にしてきました」

畠山遥(以下:遥)「自分と違ってはっきりと意思表示してくるところが一緒にいて面白いんです」

ちなみにふたりの馴れ初めは、美容師をしていた遥さんをインスタグラムで見た千明さんの一目惚れから。千明さんは共通の知人を遥さんが勤務する美容室へ送り込んでは周囲を探り、どうしたら付き合えるかを模索。さらには付き合う前にふたりで住む家まで借りるという驚きの行動に。

「メチャクチャで理解しきれないところもありましたが……本気度を感じました(笑)」

そこから無事にお付き合いが開始。一緒に住みはじめてから一年足らずで入籍を果たしたそう。

感じていた以上の魅力が、すぐそばにある

パートナーとひとつのモノをシェアすることで、あることに気づく。それは、自分の視点と相手の視点の違い。シェアには自分が好きなモノの魅力を再確認できる良さがある。

千明 「普段から夫の服を私が着ることもあればその逆もあります。相手が着ているのを目にすることで、『あぁ、こんな素敵な服だったのか』と改めて気づかされることが多々あって。似た趣味の中でも着こなしは全く違うので面白いんですよね。ときには、私が着るより夫が着た方が似合って見えたり。すごく参考になるし、刺激を受けています」

「スカートやワンピースなどのアイテムだったり、色合わせに関しても、着こなしの数は女性の方が圧倒的に多いと思うんです。妻とシェアできてよかったと思う点は、男性視点だけでは叶わないバリエーションを身近で見ることができるので、『こういう身に着け方なら自分にもできるかもしれない』と思わせてくれるところ。あとは単純に、似通った感覚の相手が自分のお気に入りを認めてくれたようで嬉しいですね」

千明 「わかる!私たちって自分のために買ったモノなのに最初は相手に着てほしくなるしね(笑)。ペアだとふたり同時に身に着けるのが前提だけど、シェアならお互いを褒め合うこともできます。買い物に行ったときも相手が身に着けている姿を想像すると楽しくなっちゃうんですよ」

いつ誰が着けても似合うシンプルさがシェアしやすい

今回、千明さんと遥さんがシェアアイテムに選んだのはeteオリジナルカラー「ロウブラウンゴールド」を用いた“Liquid Raw”のリングと“Raw”のバングル。凛とした佇まいがふたりの手元を演出する。

千明 「ふたりの気分でシェアできるジュエリーは、日常使いができてさまざまなオケージョンを考えられるベーシックなモノほど向いている気がします。重ねて着けることで見え方をさらに変えたりもできるので。逆にエッジが強いデザインは向いていないのかも。ほら、遥が持ってるドラゴンみたいなやつだとさ……(笑)」

「あれはあれで、少年の心を大事に生きているからいいの(笑)。今回、僕の一番のお気に入りはリング。色味もフォルムも独特なのに、性別を問わず身に着けられるデザインで幅広い服装にマッチしそうだなと感じました。あと、千明が着けていたネックレスも可愛かった」

千明 「私も『これ遥に似合いそう』って思った。長めのチェーンなら首の太さも気にせずふたりで使えるよね。個人的にはリングカフも気になりました。ファッションアイテムとして、パートナー同士でより気軽に取り入れられそうな存在だと思います」

ペア(お揃い)とは少し違う、シェア(共有)の感性。たとえ趣味が同じでも、あなたと私それぞれの個性は違っていてもいい。ふたりが似合う最良のモノ選びは、これからの新しい喜びに満ちている。

The Things We Love

-ふたりの絆をつなぐもの-

「リーバイス」のブルージーンズ

日常的なモノのシェアで広がる楽しさ

「幸か不幸か、夫と私の洋服のサイズはほぼ同じなので頻繁にシェアできてしまうんです」と笑いながら話す千明さん。最近だと、リーバイスのジーンズのなかでもややルーズめなシルエットが特徴の「シルバータブ」がふたりのお気に入りなんだそう。遥さんは「今までタイトなシルエットの服を選ぶことが圧倒的に多かったんですが、妻がこのジーンズを購入したことをきっかけに自分も履くようになり、ファッションの楽しみ方がさらに広がったように感じます」と、シェアならではの醍醐味にご満悦。

畠山千明・遥|Chiaki Hatakeyama・Haruka Hatakeyama

小学2年生になる娘と3人で愛を育む夫婦。千明さんはモデルエージェンシー「PUMP management」に所属するモデル、遥さんは神宮前のヘアサロン「whyte」に所属するヘアスタイリストとして、それぞれが東京を拠点に幅広く活動。

Instagram @hatakeyama_chiaki
Instagram @haruka_hatakeyama