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Summer Styling with New Color

フローリスト若井ちえみさんによる
“Raw”コレクションのカラー別スタイリング

Photography_HIROKI WATANABE at TRON
Hair&Makeup_YOKO HIRAKAWA at mod's hair
Model_CHIEMI WAKAI
Text_AYAKO TAKAHASHI
Direction&Edit_Lula Japan Limited.

夏は太陽の光を受けて、ジュエリーがより輝く季節。
今季デビューした“Raw”コレクションは、ほのかに温かみを感じるブラウンゴールドが素肌になじみ、新しい表情を見せるジュエリー。
今回は、東京・世田谷の花屋「duft」オーナーである若井ちえみさんに、フローリストならではの色彩感覚で、新色「Raw Brown Gold」が際立つセルフスタイリングを披露してもらった。若井さん流の色合わせのポイントも必見。

メンズライクな着こなしにジュエリーをポイントで1点ずつ

シャツ×パンツのメンズライクなスタイルには、ネックレス、ハグイヤリング、リングをシンプルに各1つずつ着けて。柔らかに波打つフォルムが首元にドラマティックな陰影を映すネックレス、現代彫刻のようなアーティなハグイヤリングは、左右の内耳に挟んでイヤーカフに。ボリューミーなリングも、女性らしい色味と曲線で柔らかな印象。

アースカラーこそ、「Raw Brown Gold」が似合う

「花屋は黒い服というイメージがあるかもしれませんが、私は自分が好きな服を着て仕事をしています。だからこのスタイリングみたいに、カラーonカラーの配色を楽しむことも。花とファッションがお互いに引き立て合うような色合わせが素敵だなと思うんです。アースカラーをベースに鮮やかな色彩を取り入れたスタイリングと“Raw Brown Gold”はすごく相性がいいですね。イエローゴールドだと華美になりすぎてしまうところがうまくなじんでくれると感じました」

大胆なレイヤードも叶う、絶妙なニュアンスカラー

揺らぎのあるラインのネックレスに、ループにバーを通して留めるマンテルタイプのネックレス、有機的なフォルムのロングネックレスと、長さも形も異なる3本を大胆にレイヤード。ロープのようなチェーンとマンテルが新鮮なブレスレット、ニュアンスを違えた2本のリングを重ねて手元を華やかに演出。ハグイヤリングは片耳に2個づけもおすすめ。

直線と曲線のコントラストを楽しむモノトーンコーデ

「シルバーのようにも見える絶妙なブラウンゴールドだから、モノトーンカラーとも相性がいいと思います。ジュエリーは直感で選んで合わせていたのですが、よく見るとワンピースの直線的な柄とジュエリーの曲線的なフォルムの対比が面白いスタイリングになりましたね。お花もファッションも、色や形、質感すべてにおいて相反するものを組み合わせてひとつの世界観をつくるのが好きで、そのアンバランスさを楽しんでいます」

新色「Raw Brown Gold」をまとった“Raw”コレクション

「生の・原料のままの」という意味を持つ「Raw」が示す通り、手つかずの自然を思わせる落ち着いた佇まいの「Raw Brown Gold」。eteオリジナルのカラーで、素肌を引き立てつつ、クラス感も高める絶妙な色合いが魅力。ボリュームがありながらも曲線的なフォルムに仕上げ、モダンにも女性らしくも身につけられるジュエリーに。

Layered Ear Style for the Summer

フローリスト若井ちえみさんが纏う
夏のイヤージュエリーレイヤード

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若井ちえみ | Chiemi Wakai

世田谷区松蔭神社前の花屋「duft」のオーナー兼フローリスト。独自の感性で選んだ花を自由な発想で設えるブーケにファンは多い。切り花の販売のほか、店舗のディスプレイやウェディングのフラワーアレンジメントも手がけるなど、多岐にわたって活躍中。