Special Interview

Tana latorre / Artist

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© 2022 ete bijoux

Interview with

Tana latorre

Artist

タナ・ラトーレさんはバルセロナを拠点とするアーティスト兼イラストレーター。ケニア、スイス、スペイン、フランスなど多様な文化圏を経験し、現在はロールモデルでもあるおばあさまの家で暮らしています。ete bijouxの最新コレクションでは、ミニマルで親密さを感じさせる彼女のドローイングやアルファベット、数字を自由に組み合わせることができる特別なオーダージュエリーを共作。時代を超え、自分らしさを楽しむためのジュエリーを提案するete bijouxの視点から、彼女の絵のインスピレーションやおばあさまから教わった大切なことについてお話を聞きました。

    —---

    ジュエリーにまつわる最初の記憶はどんなものでしょう。

    T
    私の母はジュエリーを一切身につけない人でした。けれど、祖母は数多くのジュエリーを持っていて、私はそれに取り憑かれたように夢中になりました。今住んでいるバルセロナの家はもともと祖母の家です。子どもの頃ここに遊びに来たときは、まっさきに祖母の部屋へ駆けていき、宝石箱を開けてうっとり眺めていました。とても大切な思い出です。

    —---

    おばあさまのジュエリーは今でもお持ちですか?

    T
    彼女が亡くなったとき、一度も外したことのなかったカルティエのトリニティリングをもらいました。この指輪は私にとってなによりも大切なもの、かけがえのないものです。

    —---

    おばあさまとは、どのくらいのあいだ一緒に住んでいたのですか?

    T
    11年間ですね。彼女はとても自立している女性でした。バルセロナで初めてのジムを自宅につくって女性たちにヨガやバレエを教えていたりして。いまだに世のなかでは、パートナーがいないと人生は完成しないように思われている気がするけれど、祖母は必ずしもそうではないと教えてくれました。「女性らしさとは自立すること」。この教えは、今回のete bijouxとのコラボレーションにおいてもとても重要なコンセプトになっていますね。

    —---

    おばあさまの存在は、タナさんのドローイングにどのような影響を与えていますか?

    T
    祖母は、ロダンが描いた女性の絵をたくさん飾っていました。一本の線で描かれているそのドローイングを私は長い時間見つめていましたね。線はどこからはじまり、どこで終わるのか。考えをめぐらせ、魅了されていきました。アーティストにとって、線をコントロールするのはたった一本であっても簡単ではありません。たとえば、あごの輪郭線なんてすごく難しい。鉛筆を持つ手に力が入ってしまうと上手くいきません。自分らしい線を引くために毎日のように戦っています。

    —---

    そうなんですね。タナさんの絵からは、軽やかでしなやかな印象を受けます。

    T
    力まずに、ちょうどいい動きでぴったりの線が現れると満足できるのです。もちろん、うまくいく日もあれば、いかない日もある。それを受け入れることです。あと、紙のように平面ではない肌に直接絵を描くのも好きですね。女性の身体について学ぶことができて、ボディペインティングのプロセスを通じて、自分自身の身体も受け入れられるようになります。

    —---

    ジュエリーを身につけるのは、身体の上に線を描くことだと考えられるかもしれません。私たちは、ジュエリーによって身につけている方のパーソナリティが際立ったり、自信につながっていけば嬉しいと感じています。

    T
    生きていくうえでもっとも重要なことは、自分自身を受け入れて、自分らしく行動することではないでしょうか。身体そのものにペイントするとき「ミス」はあり得ません。あるがままの身体にはカーブがあり、個性があります。豊満なからだ、小柄なからだ。あらゆる種類の身体を見るのがおもしろく、それを描くのが私は大好きなのです。

    —---

    タナさんは絵を毎日描いていますか?

    T
    私にとって、それはとても自然なことです。周りの人々を見て観察しては、どのように描けるのかをいつも考えています。鏡の前で自分自身を描いたりもします。私の作品は女性への讃歌なんです。ペンさえあれば絵を描くことができる。私にとって絵を描くことは瞑想のようでもあり、とてもリラックスできることだと感じています。

Interview with

Tana latorre

Artist

タナ・ラトーレさんはバルセロナを拠点とするアーティスト兼イラストレーター。ケニア、スイス、スペイン、フランスなど多様な文化圏を経験し、現在はロールモデルでもあるおばあさまの家で暮らしています。ete bijouxの最新コレクションでは、ミニマルで親密さを感じさせる彼女のドローイングやアルファベット、数字を自由に組み合わせることができる特別なオーダージュエリーを共作。時代を超え、自分らしさを楽しむためのジュエリーを提案するete bijouxの視点から、彼女の絵のインスピレーションやおばあさまから教わった大切なことについてお話を聞きました。

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ジュエリーにまつわる最初の記憶はどんなものでしょう。

T
私の母はジュエリーを一切身につけない人でした。けれど、祖母は数多くのジュエリーを持っていて、私はそれに取り憑かれたように夢中になりました。今住んでいるバルセロナの家はもともと祖母の家です。子どもの頃ここに遊びに来たときは、まっさきに祖母の部屋へ駆けていき、宝石箱を開けてうっとり眺めていました。とても大切な思い出です。

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おばあさまのジュエリーは今でもお持ちですか?

T
彼女が亡くなったとき、一度も外したことのなかったカルティエのトリニティリングをもらいました。この指輪は私にとってなによりも大切なもの、かけがえのないものです。

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おばあさまとは、どのくらいのあいだ一緒に住んでいたのですか?

T
11年間ですね。彼女はとても自立している女性でした。バルセロナで初めてのジムを自宅につくって女性たちにヨガやバレエを教えていたりして。いまだに世のなかでは、パートナーがいないと人生は完成しないように思われている気がするけれど、祖母は必ずしもそうではないと教えてくれました。「女性らしさとは自立すること」。この教えは、今回のete bijouxとのコラボレーションにおいてもとても重要なコンセプトになっていますね。

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おばあさまの存在は、タナさんのドローイングにどのような影響を与えていますか?

T
祖母は、ロダンが描いた女性の絵をたくさん飾っていました。一本の線で描かれているそのドローイングを私は長い時間見つめていましたね。線はどこからはじまり、どこで終わるのか。考えをめぐらせ、魅了されていきました。アーティストにとって、線をコントロールするのはたった一本であっても簡単ではありません。たとえば、あごの輪郭線なんてすごく難しい。鉛筆を持つ手に力が入ってしまうと上手くいきません。自分らしい線を引くために毎日のように戦っています。

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そうなんですね。タナさんの絵からは、軽やかでしなやかな印象を受けます。

T
力まずに、ちょうどいい動きでぴったりの線が現れると満足できるのです。もちろん、うまくいく日もあれば、いかない日もある。それを受け入れることです。あと、紙のように平面ではない肌に直接絵を描くのも好きですね。女性の身体について学ぶことができて、ボディペインティングのプロセスを通じて、自分自身の身体も受け入れられるようになります。

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ジュエリーを身につけるのは、身体の上に線を描くことだと考えられるかもしれません。私たちは、ジュエリーによって身につけている方のパーソナリティが際立ったり、自信につながっていけば嬉しいと感じています。

T
生きていくうえでもっとも重要なことは、自分自身を受け入れて、自分らしく行動することではないでしょうか。身体そのものにペイントするとき「ミス」はあり得ません。あるがままの身体にはカーブがあり、個性があります。豊満なからだ、小柄なからだ。あらゆる種類の身体を見るのがおもしろく、それを描くのが私は大好きなのです。

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タナさんは絵を毎日描いていますか?

T
私にとって、それはとても自然なことです。周りの人々を見て観察しては、どのように描けるのかをいつも考えています。鏡の前で自分自身を描いたりもします。私の作品は女性への讃歌なんです。ペンさえあれば絵を描くことができる。私にとって絵を描くことは瞑想のようでもあり、とてもリラックスできることだと感じています。

ete bijoux with
Tana Latorre SIGNATURE

スペインのアーティスト・Tana Latorre氏とのコラボレーションによるスペシャルなオーダージュエリー。ete bijouxのために描き下ろされたイラスト、アルファベット、数字を自由に組み合わせて、お好きなリングやネックレスチャームに刻印。あなただけの特別なジュエリーをお作りいただけます。